現在の看護は高齢社会の現状などから病院に限らず、介護を行う福祉施設や在宅や訪問看護などにその活動が広がりを見せています。また地球規模での環境破壊が進む中で、地震や津波などの災害時支援活動など国際的な看護活動への取り組みが大きく期待されています。
今、看護に関心を持ち一生の仕事として看護職を考えている方、看護の道を歩く先輩として大変うれしく思います。
皆さんご存知の看護の祖であるフローレンス・ナイチンゲールは、看護というものは「病気」を診るのではなく「病気の人間」を看ることであると教えています。つまり看護とは人間を対象にした援助行為であることと、その自覚の大切さを簡潔な言葉で伝えているのです。人間を対象にしているということは、人間の生きることと密接に関わることです。そして生きることは生活することであり、看護は人間が健康に生活できるように身体的、精神的社会的に支えていく行為であります。
人間が生きることを支える看護を行うには、医学や看護の専門的な知識の他に人間を理解するための心理学、社会学、教育学などの広範囲な学習が必要です。また、人間対人間の関係を築きながら安全で安楽な技術を用いて援助を行います。
世の中にはさまざまな職業がありますが、その中から夢とやりがいのある看護の扉をぜひノックしてください。阪奈中央看護専門学校の教職員一同、皆さんをお迎えして、ともに学び、楽しい専門学校生活を送って頂きたいと考えております。

副校長 青木 千鶴香
